子供学習塾でも有名な公文。
国語力を鍛えるオンライン学習のことばパークと併用することはできるのでしょうか。
結論から言うと、公文とことばパークの併用が可能です。
2つとも学習内容がすべてかぶっていることでないことと、学習スタイルが違うためです。
そこで、今回の記事では公文とことばパークの特徴を紹介しながら、併用が可能な理由を紹介します。
現在、どちらかを受講していてもう1つ受講しようかと考えている方、これから2つとも受講しようと考えている方は参考にしてください。
ことばパークと公文の併用はあり！
オンライン学習プラットフォームのことばパークと、伝統的な塾である公文。
両者は異なる特徴を持ち、それぞれ独自の教育メソッドを提供しています。
ことばパークと公文を併用することは、十分に可能です。
お互いに学習しきれない部分を補完する効果が期待できます。
ただし、無計画に併用するのは注意が必要です。
これから示す注意点を考慮することが重要です。
ことばパークと公文を併用するうえでの2つの注意点
ことばパークと公文を併用するなら、以下の点を注意するといいでしょう。
- 勉強内容は一緒にする(公文なら国語を選択)
- 完璧主義を求めない(完結させることにこだわらない)
公文の科目とことばパークの受講内容はなるべく合わせたほうがいいでしょう。
それぞれの注意点について詳しく解説をします。
勉強内容は一緒にする(公文なら国語を選択)
ことばパークと公文を同時に活用する場合、子供の学習内容を調整することが必要です。
これは、子供の混乱を避けるための重要なポイントです。
子供が公文で数学の問題に取り組み、次にことばパークで国語の文章問題に取り組むようなスケジュールでは、頭が混乱しやすくなります。
特に公文は先取り学習が特徴であり、進度が速くなることがあります。
例えば、公文では3学年先の内容を学ぶこともあるでしょう。
このような場合、ことばパークとの進度のズレが問題になる可能性があります。
そのため、ことばパークと公文を併用する場合は、できるだけ両者の勉強内容を調整し合わせることが賢明です。
公文の場合、教室長に進度の調整を依頼することができるので、子供の学習状況に合わせたスケジュールを立てることができます。
教室長に正直に状況を伝えることで、スムーズに調整が行えるでしょう。
ことばパークと公文を併用させることで、両者のメリットを最大限に活かすことができます。
しかし、計画的な調整と子供の学習状況への配慮が必要です。
頭を混乱させず、効果的な学習をサポートしましょう。
完璧主義を求めない(完結させることにこだわらない)
ことばパークと公文を併用する場合、重要なのは完璧主義にとらわれないことです。
両方を100%完璧にこなす必要はありません。
なぜなら、勉強の目的はただ単にすべての課題を完結させることではないからです。
勉強をする目的は、家庭ごとに異なることがありますが、一般的な目的として以下のような理由が考えられます。
勉強の目的
– 学校の成績を上げる
– 授業についていけるようにする
– 勉強の習慣を身につける
実際の経験から言えることは、勉強の最終目的が「塾の勉強を完璧にやること」である子供はほとんどいないということです。
したがって、勉強を完璧にこなすことは必須ではありません。
私の経験では、塾の授業との掛け持ちが原因で宿題を毎回完璧にこなせない子供たちもいました。
しかし、それでも彼らは確実に成績を向上させていきました。
つまり、完璧にこなさなくても成功するケースは多々あるのです。
もちろん、完璧にこなすことができるならそれは素晴らしいことです。
しかし、ことばパークと公文を併用すると、勉強の量が増えるため、子供の負担も増えることがあります。
宿題ができない日も出てくるかもしれません。
しかし、覚えておくべきことは、両者の併用は勉強内容を補完し合うことができる利点があるということです。
ですから、完璧主義にこだわらず、子供ができる限り頑張ることが大切ですが、すべてを完璧にこなす必要はありません。
成功のカギは、バランスを保ちつつ、子供の個別の学習ニーズに合わせて教育を提供することです。
併用の良さは、子供の学習経験を豊かにし、さまざまな視点から知識を獲得できる点にあります。
ことばパークと公文を併用する2つのメリット
ことばパークと公文を併用すると以下のようなメリットがあります。
- お互い補完し合える
- 勉強量が増える(切り替えることができる)
それぞれのメリットについて解説をします。
お互い補完し合える
ことばパークと公文の併用には、お互いを補完し合う大きなメリットがあります。
これは、両者が異なる教育アプローチを持つからこそ生まれる利点です。
具体的には、以下のような点が挙げられます。
公文で扱えない内容をカバー可能：公文が得意とする数学の図形問題や英語の長文読解問題など、公文では取り扱っていない科目や問題形式をことばパークで学習できます。
これにより、子供は幅広い学習体験を積むことができます。
基本的なスキル強化：ことばパークは読解力や基本的な言語スキルを強化するのに適しています。
これらのスキルはあらゆる科目で役立つため、公文の数学や英語の学習にもプラスの影響を与えるでしょう。
勉強量が増える(切り替えることができる)
ことばパークと公文の併用には、勉強量が増加する可能性があります。
これは2つの理由から生まれるメリットです。
1. 場所ニューロンが刺激される： 場所ニューロンとは、脳の特定の場所に関連付けられた神経細胞のことです。
場所を変えることで、脳が活性化され、勉強の効率が向上します。
ことばパークと公文は異なる場所で行われるため、子供の脳が異なる環境で活性化され、新しい情報を吸収するのに役立ちます。
2. 別物として勉強できる： ことばパークはオンライン学習であり、公文とは異なるアプローチを提供します。
ことばパークではタブレットを使用し、通常の学習塾とは異なる形式で勉強します。
この違いにより、子供は異なる視点から学習し、別物として勉強に取り組むことができます。
まとめると、ことばパークと公文の併用は、お互いを補完し、勉強量を増やし、異なる学習環境での経験を提供することで、子供の教育に多くのメリットをもたらします。
ただし、バランスを保つことが大切であり、完璧主義にとらわれず、子供の学習ニーズに合わせた柔軟なアプローチを心がけましょう。
ことばパークと公文の違い
ことばパークと公文では学習スタイルや細かい部分で違いがあります。
- 公文は自宅で宿題をして教室に通う
- ことばパークはタブレットで自分のペースで学習する
それぞれの違いについて紹介します。
公文は自宅で宿題をして教室に通う
公文教育は、伝統的な教育スタイルで、生徒が自宅で宿題をこなし、週2回（またはオンラインでも最近は）教室に通うというアプローチを取ります。
この教育スタイルは、以下のステップに基づいて進行します：
1. 学力診断を受ける。
2. 週2回教室で授業を受ける（オンラインも可能）。
3. 自宅で指定された宿題をこなす。
4. 教室で宿題の添削や質問を行う。
公文教育の特徴は、以下の点に集約されます：
– 適切なレベルからスタートし、徐々に難易度を上げていく。
– 先取り学習を奨励し、反復学習を重要視する。
– 大量のプリント学習を通じて知識を深める。
公文のアプローチは、生徒が自主性を発揮し、基本的な学習習慣を養うことを目指しています。
ことばパークはタブレットで自分のペースで学習する
ことばパークは、タブレットやPCを用いてオンラインで学ぶ通信教育プログラムです。
以下に、ことばパークの特徴をまとめてみましょう：
– 自宅で学習可能な通信教育プログラム。
– オンライン講師とコミュニケーションを取りながら学ぶことができる。
– 主に読解力の向上を目指す。
– 25分単位のオンライン学習セッションで、適度なペースで進めることができる。
– ワーキングメモリなど、認知能力のトレーニングも行える。
ことばパークは、最新のオンライン教育プラットフォームとして、生徒が自宅で学びながらもオンライン講師と対話し、個別の学習ニーズに合わせたカスタマイズされたアプローチを提供します。
価格面でも手頃で、オプションでマンツーマン指導を受けることも可能です。
要するに、公文とことばパークは異なるアプローチを持つ教育プログラムであり、各々の特長を生かすことで、子供の教育に多彩な選択肢を提供します。
併用することで、幅広い学習体験を可能にし、子供の学力向上に寄与するでしょう。
ことばパークに使用するタブレットのスペックが気になる方は以下の記事で解説しています。
ことばパークと公文のそれぞれの効果
公文とことばパークを併用受講した経験から、それぞれのプログラムの効果について感じたことを共有します。
公文で期待できる効果
1. 集中力が身に付く： 公文のプリント学習は、生徒に対し集中力を養う機会を提供します。
問題を解く際には綿密な思考と集中が必要であり、これが生徒の集中力向上に寄与します。
2. 学年を超えて学ばせてあげれる： 公文は生徒の実力に合わせた個別指導を重視しています。
そのため、学年を超えて適切な学習内容を提供でき、生徒の能力を最大限に引き出すことが可能です。
3. 考える力を伸ばしてあげれる： 公文の反復学習は、問題解決力や論理的思考力を育むのに役立ちます。
生徒は同じ種類の問題を何度も取り組むことで、考える力を伸ばしていきます。
ことばパークで期待できる効果
1. 毎日自分から学ぶ習慣がつく： ことばパークは自主学習を奨励し、子供たちに毎日学ぶ習慣を身に付けさせます。
自分から学びたいという意欲が高まり、自己学習能力が向上します。
2. 集中力がつく： ことばパークのオンライン学習セッションは、生徒が一定の時間集中して取り組む機会を提供します。
これにより、集中力の向上が期待できます。
3. 国語力が向上する： ことばパークは国語力を重点的に育むプログラムであり、読解力や語彙力の向上に寄与します。
これは幅広い科目や日常生活において役立つスキルです。
4. 読解力がつく： ことばパークは文章理解に焦点を当てており、読解力を向上させます。
生徒はさまざまなテキストに触れることで、情報の理解能力を高めます。
5. お勉強が好きになる： ことばパークのアプローチは、学習を楽しみながら行うことを重視しています。
そのため、子供たちは学習を好きになり、自発的に取り組む姿勢を育みます。
公文のデメリットとして、高いコストやプリント学習に対する飽きが挙げられます。
一方、ことばパークはやる気を維持する点で優れていますが、タブレットに依存する傾向があることがあります。
このように、公文とことばパークはそれぞれ異なる効果とデメリットを持っています。
両方を併用することで、集中力や学力の幅広い向上が期待でき、子供の教育に多彩な選択肢を提供します。
子供の個別ニーズに合わせた教育アプローチを検討し、バランスの取れた学習環境を築くことが大切です。
